キーワード検索オーストラリアの不動産購入ゴールドコーストガイドお問い合わせHOME
オーストラリア通信

  第八十三話 2009年
Date: 2009-01-16 (Fri)
今年始めてのコラムとなります。2009年も表参道不動産共々オーストラリア通信もよろしくお願い致します。

コラムを書き始めたのが2003年の9月、すでに5年半も経ちました。年月が過ぎるのは本当に早いものです。また世の中の移り変わりも速く、特に最近はマネーマーケットの動きが急激に早いような気がします。これらスピードの速さは全てコンピューターの発達に伴ったものだと思います。あらゆる情報が瞬時に世界じゅうに行き渡る世の中、しかしはたしてこの情報の発達が本当に100%世界の人々に役に立つのでしょうか?残念ながらこの情報の発達は、正しい情報も、間違った情報も、意図的に作られた情報も、また感情的な情報も瞬時に誰でも見る事ができます。

もし世界中の人が同じ言語を理解するようになったら、この情報の共通性は更に高まる事でしょう。以前から世界中の言葉が話せれば、色々な国の人とコミュニケーションがとれて素晴らしいことだと思っていましたが、これだけ色々な情報が氾濫すると本当に我々にとっていい事なのか、最近ちょっと考えるところがあります。

情報を発信する側も受信する側も、この様な現実を良く考えて情報と向き合う必要があると感じました。
  第八十二話 回転寿司
Date: 2008-11-30 (Sun)
以前にも書きましたが、今やオーストラリアでは寿司が大人気。だいたいどこの大きなショッピングセンターに一軒は回転寿司、もしくは寿司のテイクアウトショップがあります。(オージーはテイクアウェイと言いますが)最初に回転寿司ができたのはおよそ15年前、その頃お客は日本人しかいませんでしたが、ここ5〜6年で急速にオージー達の間に人気が出てきており、今では客はほとんどオージーもしくはアジア人ばかりです。

私も日本で回転寿司に行きますが、品数が豊富で、味も良く、しかも値段が安いので驚きですが、オーストラリアの回転寿司のネタには、日本人にとってはちょっと驚くようなものがあります。たとえばチキンまき、牛肉まき、天麩羅まき、カリフォルニアロールなどなど、あまり生魚のにぎりは回っていません。最近日本でもこのような巻物が出てきている様ですが、私はやはり寿司というと江戸前のにぎりを好みます。

この人気の理由には寿司はヘルシーというイメージがあるようですが、オージー達がすごい量の皿を重ねているのを見ると、そんなに食べたらヘルシーなんか‘関係ねぇ〜’と思ってしまいます。私がよく行く日本料理店のマネージャーが、最近オージーで寿司を頼む人が増えているけど、たまに寿司セットを注文してにぎりを出すと、‘これは寿司ではない、寿司とは丸くて、中には肉や野菜やマヨネーズなどが入っているものだ’と返品されることがあると嘆いていました。

やはり食は文化であり、その国々で発達してその国の人の習慣や味に合うようになってくるのだなと感じました。
  第八十一話 温泉
Date: 2008-10-22 (Wed)
今回は先日日本に帰った時の話です、おそらく20年ぶりぐらいに箱根に行きました。泊まった所は会員制リゾートホテル、何と部屋に温泉がついているのです。温泉に入るのもおそらく10年ぶりぐらい、あまりの気持ち良さに夜2回、朝1回入りました。入りながらもしみじみとやはり自分は日本人だなと思い、おもわず日本に帰ろうかなと考えてしまいました。

私が知る限りではオーストラリアで温泉は聞いた事がありません、ニュージーランドにはあるようですが。夜はおいしい純米酒と共に秋の季節を感じさせるような料理に感激ひとしおでした。

昼は車で芦ノ湖、強羅や箱根湯元まで行きすすきなどを見てきました。また友人に薦められていた、アウトレットにも行きましたが、またそのアウトレットの規模や品揃えにびっくり。普段は買い物など好きではないのですが、2時間近くお店を見て回り、ジャッケットやGパンを買ってしまいました。聞くところによるとここは遊園地の跡地をアウトレットに開発したらしいですね。

オーストラリア通信なのに日本の話題ですみません。今まで書いたようにオーストラリアもたくさん素晴らしい所があるのですが、やはり人間はないものねだりの所があるのか、どこの国もそれぞれいい所がたくさんあるのですよね。
  第八十話 韓国
Date: 2008-09-05 (Fri)
一時日本では冬ソナブームで韓国が大変注目を浴びていましたが、相変わらず韓国ブームは冷えていないようですね。ぺヨンジュン氏の冬ソナが日本と韓国をどんなに心理的な距離を縮めたか、どの政治家の外交活動よりも友好を築く効果的な方法だったのではないでしょうか。

オーストラリアではまったく日本の様な傾向はありませんが、私の身近では冬ソナに限らず、最近韓国パワーをひしひしと感じています。それは多くの若い韓国の人達が英語の勉強でオーストラリアに来ている事、また海外投資が以前より緩和されたようで、韓国企業のオーストラリア進出が目立っているからです。

また私が住んでいる近くには、多くの韓国レストランがあり、皆一生懸命働いている姿を見かけます。オーストラリア人の間では、電気製品や携帯電話などは、LGやサムソンを買う人が増えています。

日常的に韓国語を耳にしていると、だんだん簡単な言葉は出てくるようになりました。でも調子にのって韓国食料品店でアニョハセヨなんて挨拶したら、韓国人と思われて急に韓国語で話しかけられ、その先があまり進まなくてまだまだ勉強が必要です。以前にも書きましたが、私はすぐ韓国人や中国人の中に入ると溶け込んでしまうようなので、いつも間違われてしまいます。
  第七十九話 オリンピック
Date: 2008-08-09 (Sat)
いよいよ北京オリンピックが始まりましたね。開会式の素晴らしさにはちょっと驚きました、かなり費用も掛かってそうですよね。皆さんはどう思われましたか?

私はこれからの中国の発展を象徴していると感じ、思わず東京オリンピックを思い出しました。しかしその背景には政治的な問題や、貧富の差などがあり複雑な思いです。東京オリンピックの時は子供だったのでそのような事は考えてもいませんでしたが、国が発展する過程では通らなければならない道なのかもしれません。

オリンピックに関しては23話で書いているので、それ以来もう4年も経ったということですね。今回もオーストラリアの選手は活躍が期待されています。残念ながらイアンソープは引退しましたが、多くの強い水泳選手がおりかなりのメダルが期待されています。オリンピックをテレビで見るのは是非日本で見たいです。やはりオーストラリアではオーストラリアの選手ばかり写し、日本人選手はあまり出ないからです。でもメダリストの試合は見られるので、遠い南半球の地より日本人選手を応援したいと思います。
  第七十八話 恥ずかしかった事
Date: 2008-06-15 (Sun)
今回はまた病院ネタ、私がオーストラリアの病院で恥ずかしい経験をした話です。

いつものホームドクターで、確かインフルエンザにかかった時だと思いますが、何故か注射を打つことに。注射なんか久しぶりだな〜と思って、先生の前で腕まくりしたのです。そうしたら“注射はナース(看護婦さん)が打つから隣の部屋へ”と言われたのでそそくさと移動。ナースは金髪の30台後半ぐらいのちょっと美人、腕まくりのままで手を出したら、“おしりに打つからズボンを下げて”と言われました。内心ではとても動揺しながらも、まさか全部脱ぐわけでもあるまいし、半ケツぐらいでいいのだろうと思い、平然を装った顔をしてズボンを下げて待っていました。

ナースが注射の準備を終えて隣の小部屋から出て来た時にこちらを見たとたんに“あら、そんな下げないでもいいのに、でもそのままちょっとじっとして”と言い、おしりと言うよりは、腰に近い所に注射を打っていました。それだったら最初から言ってくれよという感じでした。子供の頃は確かおしりの真ん中辺りに打ったような記憶があったのですが、まったく恥ずかしい思いをしました。

その時以来、注射を打つようなひどい病気はしておりません。
  第七十七話 出産休暇
Date: 2008-05-09 (Fri)
今回は現在オーストラリア政府が検討している新たな手当についての話題。それは働く女性が子供を産む時に会社を休む場合、6ヶ月間政府が給料を保証しようという試みです。もちろんまだ論議中で可決はされていませんが、すごい提案だなと感心してしまいます。この案が可決されると、納税者一人当たり年間約25,000円の追加負担と試算しています。
ここ最近大手百貨店などは独自に、すでに法案可決以前に、出産休暇を取る人に数ヶ月の給料を出したりしています。

現在でも働く女性が出産する時には、企業は女性社員に無給の出産休暇(マタニィティーリーブ)を与える義務があり、終了すると元の仕事のポジションを与えるように法律で決められています。つまりこの期間の間、企業は代わりの人を短期で雇ったりしております。日本と比較すると、このシステムでも女性にとっては子供を生み易い状況と言えるでしょう。ここ最近の日本の少子化を少しでも止めるには、まさしく政府主導でこのように女性が安心して子供を生めるような大胆な試みが必要だと思います。

私自身も小さな会社を経営していますので、もちろん中小企業にとってはこの様なシステムは非常に厳しい事ですし、政府の財政的な面でも色々と大事な費用もあるでしょうが、日本の少子化や労働市場など長期的な未来を考えると、速やかに色々な施策をするべきだと考えます。
  第七十六話 病院
Date: 2008-04-10 (Thu)
今回はオーストラリアの医療システムについて。こちらではどんな病気や怪我でも最初は GP(General Practitioner)と呼ばれる一般医院に行きます。多くの人は自分の家の近くの医院に掛かり付けのお医者さんがおり、ホームドクターなどと呼んだりもします。そこで診察し、治療してもらい、薬の処方箋をだしてくれます。薬は患者が医者の処方箋を持って薬局に行き購入するのです。もし医者が血液やレントゲンなど検査が必要な場合は、薬と同じように検査申込書を発行してくれて、病理検査に行き検査し、その結果をまたGPに診てもらいます。

このようにきっちりした分業制になっているので、よくショッピングセンターの敷地内などにGPが5〜6人いる一般医院があり、薬局があり、病理検査する所もある場合をよく見かけます。日本と比較するとかなり違いますよね。

検査結果などにより、特別な病気や、手術などが必要な場合はGPが専門医を紹介してくれて、新たにそこへ診察に行きます。このような専門医はだいたい大きな国立、私立病院の近くに診察室を構えており、手術などの場合は、大病院の手術室や病棟を使います。

なぜ今回このようなテーマにしたかというと、半年ほど前にテニスで手首を痛めずっと痛みが取れませんでした。そこで2度目のGP訪問、スポーツの怪我専門医を紹介され、今度はそこでMRI検査依頼、検査後手首の靭帯切断及び裂傷ということで、手首手術専門医にまた再紹介、そこで近くの私立病院で手術、入院となったからです。 

こちらに来て2度目の入院、とは言っても一晩だけですが。戸がない部屋にベッド二つ、となりのおっさんは犬に足を噛まれ骨折。夜その人のいびきがひどくてよく眠れませんでした。翌朝彼が医者に痛くて眠れなかったと話しており、思わずいびきかいて寝てたぞとつっこみを入れたくなってしまいました。
  第七十五話 鉄板焼
Date: 2008-02-29 (Fri)
しばらく更新せずに申し訳ありませんでした、読者の方からお叱りを頂きました。このようなコラムでも読んでくれる方がいらっしゃるのは有難い事です。

今回は食べ物のお話です。皆さん日本で鉄板焼といえば、霜降りの牛肉を目の前で焼いてくれて、野菜などと一緒に食べた後、ガーリックライスと味噌汁、おあとにデザートなどでコース終了。ちょっとお高い、高級なお店か、ホテルの鉄板焼などをイメージしますよね?

こちらオーストラリアでも鉄板焼は以前からかなり人気日本食アィテムの一つなのです。ロッキー青木氏がアメリカで展開した紅花を始め、多くの鉄板焼専門店がゴールドコーストにもあります。でも日本の鉄板焼とはちょっと勝手が違うのです。

まずほとんどの店が最初に味噌汁、場所によってはフライドライス(焼き飯)を先に持ってきます。どうも最初にスープ、前菜の感覚のようです。次に野菜を焼いて、最後にメインのお肉となるわけです。多くのオージー達は、“ウェルダンで焼いてね”と言っています。どうもレアーは苦手のようです、確かにレアーではおいしい肉がないのも理由の一つかもしれませんが。

次に焼き方、フライドライス(焼き飯)を作る時に卵を使うのですが、その時お客様に卵を焼いた後、へらでその卵を細かく切って、お客様の口に投げ入れる余興をやるのです。この余興がオージー達に大人気、ワーワー騒いで、口で受けたときには大拍手。私などは小さい頃から食べ物をそのような扱いをしたら行儀が悪いとしつけられ、この余興はまったく理解できません。心配なのはオーストラリア人にとって日本の鉄板焼というものは皆このようにするのが普通なのだと思われることです。

私もたまに鉄板焼を食べに行くのですが、最初に“味噌汁は後でガーリックライスを食べる時に持ってきてね”とたのみ、シェフが鉄板をたたいて余興を始めそうになると、“それはやらないでいいから”と言うのがいつものパターンです。
  第七十四話 上海 2
Date: 2008-01-14 (Mon)
明けましておめでとうございます、2008年もまた表参道不動産ともども、オーストラリア通信をよろしくお願いいたします。

前回に引き続き上海での話し、いつ中国コラムに変えたのだなんておっしゃらず読んでみて下さい。イミグレーションの女性係官に“ニイハウ”と言うと、係官も”ニイハウ“と言ってくれました、前回は確か無言。新聞記事で読んで知っていたのですが、上海空港のイミグレーションには係官のスマイル度を入国者にアンケートする機械が係官の横にあります。ボタンは5つ、ボタンの上に、超スマイル、ややスマイル、普通、やや不満、超不満のマーク。オリンピックを控えて海外からの訪問者に中国の親切度を上げようと政府の試みの一環です。なるほど効果があるなと思い、ややスマイルマークを押してきました。

町中ではレストラン、マッサージ、美容院などにも行きましたが総じて皆まあまあの接客でした。美容院では、一見カリスマ風のお兄さんがいたのですが、カットしてもらうのはやや不安があったので、洗髪と上半身マッサージだけやってもらいました。洗髪をしてくれた若い彼は、日本語、英語共にしゃべれませんが、私のヘアースタイルを見て、どこでカットしたのか?カラーはどこでしたのか?(顔とスタイルはまったく違うのですが、モコミチ風ヘアースタイルをしていたので)と色々聞いてきます。やはり東京には非常に興味を持っているようです。

よく新聞などでは対日感情の悪化などが話題になっていますが、どこの国でも若い人達はファッション、音楽や食べ物などには国境の壁はまったく関係ないようです。
  第七十三話 上海
Date: 2007-12-17 (Mon)
今月初めに4日程上海に行ってきました。3年前にも行ったのですが、その時は風邪を引いてずっとホテルで寝込んでたんです、ですので今回は体調を万全に整えて行って来ました。

前回行った時も上海の発展に驚きましたが、今回はどぎもを抜かれました、乱立するビル群、特に現在建設中の森タワーの高さ、不動産の価格上昇などなど。友人のリバー沿いのマンションに招かれたのですが、その豪華さ、値段の高さにまた驚き、もちろん億ションであるのは当たり前です。

また空港からの途中、素敵な家並みが、聞く所によると家の広さは200坪以上、もちろん数億円、でも買った人はあまり住んでなく投資で買っているとの事、思わず唸ってしまいました。また上海の町の中心で、昔からのビルの中、一階は高級ブランドショップ、上はおしゃれなレストラン。その中のフレンチレストランでランチを、そのお値段お一人約5,000円、ミッドタウンのリッツカールトン並です。

町を歩くと汚くて古いトラックがたくさん走っている横を、ま新しいフェラーリが走り去っていきました。きっとこのフェラーリの持ち主は、不動産か株で儲けたんだろうなと勝手に想像していた私です。ありとあらゆる物の価格差の大きさに、私にとっては異常なマーケットを肌で実感してきました。もちろん上海の町中はまだ限られた人だけが働ける場所、これが地方に行ったらこの差はとてつもない物になるでしょう、やはり中国恐るべし。
  第七十二話 移民の国
Date: 2007-12-17 (Mon)
最近町中のマンションに引っ越しました。そこは歩いて大きなショッピングセンターに行けるし、近くにレストランなどもたくさんあり、とても便利な所です。39階建てのマンションには約300戸ぐらいありますが、かなり多くの所有者が賃貸に出しているようです。

朝、晩通勤帰りにエレベーターに乗ると色々な人が乗ってきます。アジア人、色の黒い人、中東らしき人、もちろん白人も、つい気付かれないように一人一人観察したくなってしまいます。本当にこの小さなエレベーターの中がまるで国連の会議場のような感じ、さすがオーストラリア、移民の国だなーと実感する時です。

中東から来た女性はもちろん頭からスカーフを被っています。中には目だけしか出していない人もいます。あの格好の女性を見るとかえって目立つので、どんな目つきなのかつい見たくなってしまいます。聞く所によると中東の女性はご主人以外の男性は見てはいけないそうです。ある日エレベーターで中東の女性とその子供が乗っていました、もちろん向こうは目を合わせません。私もちらっと見て正面を向きました。私は30階から1階まで行くのでちょっと時間がかかります。途中やや視線を感じたので、ちょっと意地悪く、さっと彼女の方を見ましたら、すぐに視線をそらしました。なるほどやはりいけないとは決まっていても、自分と一緒で、他の国の人には多少興味がわいて見るんだなと思いました。どの国の人でも同じ人間である限りたいして変わらないのでしょう。

たぶん中東は男性社会だと思いますが、今度中東の女性と一緒の時にドアを開けてあげてレディーファーストにしたら何て言うか、密かに試してみようと企んでいます。
  第七十一 TOKYO
Date: 2007-10-18 (Thu)
9ヶ月ぶりに東京に行きました。ここ最近何度か為替及び物価について書きましたが、久しぶりの東京で、デパ地下、ドンキ、ミッドタウン、ブロードウェイと色々な所を探索してきましたが、あまりの素晴らしさに、再度東京に感激して帰ってきました。なぜなら現在オーストラリア$1はおよそ100円、“この刺身のパックがなんと$8、いや違う800円、え〜、こんなおいしそうなお惣菜が、一人分買って$3、いや違う300円”などど大きな声で独り言、隣の人が気味悪そうな顔をして私の方を見ていました。(食べ物の話ばかりで失礼)なぜなら最近オーストラリアではすごく物価が高いんです。

しかもミッドタウンのスーパーなどは24時間営業との事、東京はすごい!!かたやリッツカールトンでランチを食べればとても素晴らしいのですが、グラスワインも飲んだけど、昼から1万円近くもするなんて、なんと上下が混在する町なんだろうと再度驚くばかり。しかも夜のワインメニューを見た所、なんと一番高いワイン、1958年のロマネ・コンティが360万円!!!わけがわからずいったい誰がこんなものを頼むんだ??たぶん1本だけ在庫して、メニューのお飾りだと思いました。でも間違ってもメニューを見ずに“好きなワインを注文していいよ”なんて絶対言えないと思いました。

ゴールドコーストではもちろん素晴らしい自然と、穏やかな気候があり、何物にも代えがたい素晴らしさがありますが、長い間ここに住んでいるとだんだんこの素晴らしさが感じなくなり、たとえ人が多く、気候があまり良くなくても、久しぶりの東京に憧れてしまう自分を見つけてしまいました。でも隣の芝生は青く見えるで、また東京のせわしなさ、空気の悪さなどいやになってしまうのかもしれません。
  第七十話 マンション(ハイライズ)
Date: 2007-09-17 (Mon)
約2ヶ月程前に、ゴルフ場に面した一軒家から高層マンションに引っ越しました。オーストラリアでは日本のようなマンションをハイライズ、もしくはコンドミニアムと呼びます。また3階建てぐらいの集合住宅はローライズと呼んだり、ウォークアップ(エレベーターがなく階段で2階、3階に行くので)などとも言います。また一軒家と対比して、これらをユニットと総称します。

英語でマンションとは豪邸の意味となり、日本のマンションとはまったく違い意味になります。日本では不動産販売会社がアパートとは違うイメージでマンションを売り出すのに使い始めたのが初めのようですね。

現在住んでいる所は30階なので景色は抜群、リビングからは向かいにあるハーバーやリゾートホテルの向こう側に太平洋が広々と見えます。また南側はサファーズパラダイスの町並みが一望でき、西側にはタンボリン山などが見えます。

また一軒家と大きく違うのは、冬は暖かく、夏は窓開ければ風通しがよく涼しいこと。また鍵一つで外出でき、空き巣などの可能性が少ない事があげられます。引越しはすごく大変でしたが、ゴールドコーストに住み始めて約20年、初めてのハイライズに今の所大変満足しています。
  第六十九話 豪ドル高
Date: 2007-06-27 (Wed)
今までに何回か為替について書きましたが、ここ最近、急激な豪ドル高のため、いや全ての通貨に対する円安と言うべきかもしれませんが、この件について書きます。

豪ドルは2000年後半に対円為替レートとして50円台後半を記録して以来、基本的にずっと上昇基調で現在約1A$=105円となっています。つまり豪ドルの最安値から比較するとこの7年間の間にほぼ2倍弱にまでなっているのです。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=AUDJPY=X&d=t

具体的な例をあげれば、2000年後半に日本から100万円をオーストラリアに送金し、今日本に戻すと約180万円になるわけです。しかもこの6年間の間のオーストラリアでの公定歩合は4.25%〜6%の間なので、もし日本から送った100万円=A$16,900を定期預金に入れておけば、仮に年率5%としても、6年間預けると何とA$20,400(オーストラリアの税引き後)になり、これを現在のレートで日本に戻すと更に増えて214万円(税引き前)にもなり、何と6年間で2倍以上になるわけです。

つまり日本とオーストラリアの金利差、及び為替レートの先行きを考えた投資で、これはキャリートレードと呼ばれています。現在このキャリートレードの金額が非常に大きいため、更に円安、ドル高になっているわけです。もちろんこの円安、ドル高傾向は他に経済指標、輸出入利益など色々な要因によって影響されます。

しかしこのように書くと誰でも儲かりそうな気がしますが、反対のケースもありえるので、為替を利用した投資は十分気をつけて行う必要があります。
  第六十八話 水不足
Date: 2007-06-14 (Thu)
現在オーストラリアは深刻な水不足の状態です。特にクィーンズランド州では牧畜、農作物に甚大なる被害があり、また都市部ではとても厳しい節水制限が義務付けられています。
たとえば、庭にホースで水を撒いてはいけない(こちらの一軒家の庭は通常芝生なので)、車をホースで洗ってはいけない、そして庭の水撒きや洗車はバケツやジョウロなどを使います。

また節水型の新しい洗濯機や食器洗い機を購入する場合、政府から補助金が1〜2万円程支給されます。シャワーや水道のノズルも節水型に取り替えたり、雨水を貯めて使うタンクの設置などにも補助金が出ます。

ホームステーをしている女性の話では、ホストファミリーがシャワールームにタイマーをおいて、シャワーは2分間だけと言われ、髪を洗う時間もないと文句を言っていました。

現在政府は汚水を処理して飲み水に使う開発を行っており、政治家がテレビでその処理した水を“とてもおいしい水ですと言って飲んでいる姿を映しています”この処理水の導入にはもちろん賛否両論ですが、いずれはこのようなシステムを導入するか、また新たなダムの建設を進めないとこの異常気象には対応できないでしょう。
  第六十六話 税金
Date: 2007-05-03 (Thu)
以前に税金の話は載せましたが、その後物価上昇や、税収増加のため税制も大きく変わってきましたので、再度新しい情報について書きました。

まずは個人の所得税について、もちろん居住者と非居住者では税率も違いますが、今日は居住者の場合です。オーストラリアの会計年度は7月から6月。年度が終了するとほとんどの人が自分で税務申告をします。

こちらも段階税率になっており、年間$6,000までは無税(これは以前と変わらず)、$6,001〜$25,000までは15%、$25,001〜$75,000が30%、$75,001〜$150,000が40%と所得が上がるに連れて税率があがり、2007年6月で終了する年度としての個人所得の最高税率は$150,001〜の45%となります。つまり$150,000以上稼ぐ人はそれ以上収入を得ると$150,000以上の部分に対してはほとんど半分近く税金を払う事になります。3年前まではこの上限が$75,000だったので、かなり所得税が下がったわけです。

しかし依然、単純に個人の所得税率だけ比較すると日本よりはるかに高いと思いますが、日本との給与格差(ドル換算)、物価、その他の税金など総合的に比較しないと一概に高い、安いは論じられませんが、やはりかなり高い所得税だと思います。

注:上記の税金の内容についてはオーストラリア税法が頻繁に変わりますので、ご本人様で必ずしかるべき窓口にて確認してください。
  第六十五話 ドラッグ
Date: 2007-04-03 (Tue)
以前から問題にはなっているのですが、ここのところまた新たなドラッグが世界的に蔓延しつつあり、ここオーストラリアでも大変問題になっています。

テレビの番組によると、学校で生徒達が密売屋からドラッグなどを買っているのを、隠しカメラに収めている映像が出ていました(やらせではないと思いますが)。10年前はもっぱらマリファナが主流で、そのあとエクスタシーなるものがクラブなどで広がり、今やコカイン、ヘロイン、アイスなど、著しく健康を害するドラッグが広がっているようです。

警察や保険局なども学校と連携して、学校を訪れドラッグの知識や危険性などを生徒達に訴えていますが、大変重要な事です。しかし私の想像する所にこの様な会に出席するような学生たちはおそらくドラッグなどには手を出さないとは思いますが。このドラッグ使用に伴い、色々な犯罪や交通事後なども発生し、若い命が失われたりするのはまことに残念なことです。

しかしこのドラッグの蔓延も元を糺せば、金儲けのためにこのようなドラッグを輸入したり製造、販売する者達がいるからであり、これを取り締まる警察にもっと予算や人の手当てが大事である事は明白であります。
  第六十四話 何人?
Date: 2007-03-06 (Tue)
私はオーストラリアに住み始めてから20年近くなります。日本には仕事で年に数回は行くのですが、こんなに長く住んでいると、自分では気付かない間に、すっかり顔の色、服装、しぐさなどが外国人になっているようなんです。もちろんどう変わってもフランス人やアメリカ人には見えないのですが、どうも国籍がよくわからないアジア人になっているのです。

以前から私にはその傾向があり、香港では中国人に道は聞かれるし、韓国に行けばすぐに皆韓国語で話しかけてくるし。日本のスキー場でリフト小屋のそばにいると、リフト係と勘違いされて、椅子の雪を払ってくれと頼まれたり(これはちょっと違う?)

こちらで働いているとよく言われるのが、“あなた日本語うまいわね〜”“は〜、私日本人なので”“あら〜、てっきり中国かシンガポールあたりかと思って”。でも最近は確かにアジア人の国籍を見分ける事は簡単じゃないですよね。どこの国でも皆おしゃれが共通していて、以前よりわからなくなっているのです。我々日本人にとって白人はすぐにアメリカ人と思うでしょうが、実際はイギリス人やオーストラリア人や色々な国の人がいるのですが、あまり区別はつかないですよね。これと同じ事でオーストラリア人もあまり日本人、中国人、韓国人などの区別はつかないようです。

しかし他の国は地続きが多く、アメリカやオーストラリアなどは移民も多いので、世界的に見たら、日本の様にまったくの島国で単一民族国家の国民の、外国人に対する見方のほうがユニークかもしれないと思いました。
  第六十三話 2007年
Date: 2007-01-29 (Mon)
今年始めてのコラムとなります。2007年も表参道不動産共々オーストラリア通信もよろしくお願い致します。実は年始早々このコラムを書いていたのでしたが、あまりの忙しさに掲載するのを忘れていました。

年末、年始はゴールドコーストも芸能人、スポーツ選手など有名な方が年々多く訪れるようになってきています。もちろんハワイほどではないでしょうが。ある芸能人の方がハワイに行くと空港ですでに雑誌や新聞のカメラマンなどが待機しており、すぐに写真を撮るのでいやだと言っていました。その点ゴールドコーストはまだそういことはないようです。

この時期に、こちらに住んでいる日本人に人気のあるレストランに行くと、よく芸能人、スポーツ選手の方達を見かけます。割と町が狭いし、行くレストランも限られているのでどうしても同じ店に集中してしまいます。あとはカジノに行くと誰か必ずプレーしています。

正月明けに行きつけのイタリアン行くと、日本人団体ご一行様が、有名人の方ばかりでした。私はあまりよく知らないので名前が出てこない方もいらっしゃいますが、どこかドラマで見たことあるな〜という方も。やはり休息の時にはあまりパパラッチには追いかけられたくないですよね。
  第六十二話 メリークリスマス
Date: 2006-12-21 (Thu)
このコラムを書き始めてから4回目のクリスマスを迎えます。ゴールドコーストは今年例年よりも少し涼しい気がしますが、一方では雨が少なくて水不足で大変困っています。
何十年とこちらに住んでいても、やはり夏のクリスマスは、私日本人にとってはまったく感じが出ません。

ご近所さん達は最近益々クリスマスの電飾に凝っており、夜になると通りはイルミネーション街と化しています。今年はクリスマスの夜はかなりの車での見物者が予想されます。もちろん電飾だけでなく、動くトナカイやサンタクロースなど大変お金がかかってそうな物もあります。オーストラリア人にとってクリスマスは日本の正月と同じで、一大年中行事なのです。

今年はこれで最後のコラムとなりますが、読者の皆様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。また来年もこの素晴らしいオーストラリアについて書いていきますのでよろしくお願い致します。

  第六十一話 メルボルンカップ
Date: 2006-11-16 (Thu)
先週の7日、毎年恒例のメルボルンカップがフレミントン競馬場で行われました。3歳馬以上で3200mの長距離、1着賞金はなんと日本円にして約2億7000万円です。優勝はなんと日本人騎手の岩田選手が騎乗する7番人気デルタブルースで、しかも2着も日本馬のポップロック、日本馬1,2着ゴールインで史上初の快挙を果たしました。
この2頭ともかの有名なノーザンファームの生産馬で、デルタブルースは一昨年菊花賞をとっている実力馬です。

メルボルンカップはオーストラリア競馬最大級のレースで、今回が146回目という長い歴史を誇るレース。南半球以外の馬が勝ったのは過去2回だけで、アジア調教馬が勝ったのも初めてでした。

メルボルンカップとなるとどこのオフィスでも仕事は中断、レースが終わるまでは皆テレビに釘付けです。(経営する立場としてはいつも??ま〜お客さんも見てるからしょうがないかな。)終わったあと皆が私に、“おまえ取ったんだろ、今日はおまえのおごりだな。”なんて言いますが、当日は忙しくて馬券を買いに行く時間がなかったのです、残念。でも馬でも日本が勝つと何かうれしい1日でした。
  第六十話 インディーカーレース2006
Date: 2006-10-20 (Fri)
10月19日から4日間、毎年恒例のインディーカーレースがゴールドコーストのサーファーズパラダイスで行われています。このレースは町の公道にフェンスやピットを作り、一周4.47kmのレース場にして57周で勝敗を決めます。2年前にもこのレースのことは書きましたが、たいして広くない道をインディーカーが直線のストレッチでは時速300K以上で走りぬけ、またシケインやヘアピンカーブでの追い抜きなど、その迫力たるや本当にすごいものです。

今年は50万人以上の人出になる予想で、すでに町のいたるところで交通渋滞、観光客でごったがえしの状態です。コースの周りにはホテルやコンドミニアムなどが立ち並び、そのベランダからレースが見られるんです。またコース上空にはメディアのヘリコプターやオーストラリア空軍のジェット機によるデモフライトなどが飛び交っています。

もちろん昼からレースを観戦しながら飲めや歌えやのおおさわぎ、中にはベランダから上半身裸になってテレビに映ろうとしている女性なんかもいてともかくゴールドコーストで一番陽気なお祭りさわぎなのです。
http://www.indy.com.au/
  第五十九話 物価
Date: 2006-09-27 (Wed)
オーストラリアの物価については2003年10月に書いたのですが、その時は日本と比較すると安いという観点で書いたのですが、ここ数年でどうも様変わりになってきており再びテーマとして書こうと思いました。

ともかくここの所何でも高くなっているのです。もちろん日本の物価と比較するという事は、為替も大きく関係しています。2003年9月頃は1ドル75円前後で推移していましたので、現在の88円と比較すると、日本円換算してすでに為替だけで17%値段が上がったことになります。

具体的な例はまずガソリン、これは全世界共通でしょうが1Lが110〜120円ぐらいで、6〜7年前のほぼ倍です。私立学校の学費、以前は1年間で20〜30万円ぐらいですが70〜80万円ぐらいします。家賃、一般的な3ベッドルームの家で月10万円ぐらいで借りられたのが20万円ぐらいかかるのは当たり前のようです。

政府発表の物価指数上昇率は今年の年度末6月では4%でしたが、どうも我々消費者の感覚はもっと上昇しているように感じます。もちろん平均給与も上昇してはいるのですが、これも身近な人と話すと大半の給与所得者はあまり上がっていないという意見です。もちろんこちらでお金を使う時は、日本円に換算してはいけないのですが、日本からの長期滞在者やこれから移住を考えている人には、もはやオーストラリアは決して物価の安い国ではないようです。
http://www.abs.gov.au/ (オーストラリア統計局のサイト)
http://www.abs.gov.au/ausstats/abs%40.nsf/mf/6401.0 (オーストラリア統計局の消費者物価指数のページ)
  第五十八話 映画館
Date: 2006-09-07 (Thu)
オーストラリアにも映画館はあります、ほとんどの映画館はシネマコンプレックスになっており10作前後の映画をそれぞれ上映しています。最近の日本の映画館もこのようなシネコンが多くなっているようですね。

日本で映画を観ようとするとかなり混んでいますよね。こちらの映画館はいつも空いており、これで経営が成り立つのかなといつも不思議に思っています。金額も約1200円ぐらいで、火曜日は割引になります。一度だけタイタニックを観ようとロードショー初めの日でしかも学校の休みが始まった最初の金曜日の夜に行きましたら、さすがに満員で入れませんでした。

こちらのシネコンはチケット売り場でチケットと飲み物などを買って、係員がチケットをチェックする場所を通って、指定の番号の映画の場所に行くのですが、一旦入ってしまうとどの映画館にも入れるのです。どうも若い子達はこっそり好みの映画を観たあとすぐに他の映画館に移動して他の映画も観るようなんです。映画が始まって少しすると、必ず映画館の監視員が見回りに来ます。怪しそうな者の服装などを覚えておき、チェックしている様ですが、どうもいたちごっこのようです。また映画の途中でもチェックが入ります。こちらはせっかく映画に熱中している時なのにちょっと興ざめします。

オーストラリアの映画館のサイトアドレスを載せましたので興味のある方は覘いて見てください。http://www.greaterunion.com.au/
  第五十七話 金利
Date: 2006-08-15 (Tue)
先日オーストラリア連邦銀行が新たな公定歩合を発表し、0.25%利上げし年率6.0%となりました。プレスリリースによる概要は、“依然オーストラリア経済動向は堅調で6月末でのインフレ率は4%となった。アメリカの経済成長にややかげりが見えるが、世界的な好景気を背景にオーストラリア経済も内外共に力強さが継続している。やや穏やかにはなった国内消費は依然堅調で、企業の利益、今後の業績予想も順調と判断され、この結果が雇用率上昇にも繋がり、良い景気循環となっている。”

日本でも金利が上がりましたが、オーストラリアの金利6%に較べたらゼロに等しい金利ですね。この差では日本の資金が外貨預金、投資信託や株式などに流れるのは当然の事でしょう。しかし前にも書きましたが、これらの投資は基本的に元本割れもありうる商品なので、ファイナンシャルアドバイザーなど専門家の意見を聞きながら、我々個人投資家は十分研究し、リスクを考えながら判断する必要があると思います。

ところで為替について先日、豪ドル、米ドル、ユーローの対日本円の10年長期チャートをみて気がついたのですが、豪ドルは米ドルとは違う動きをしているのですが、何とユーローとは全く同じ様に連動しており驚いてしまいました。(今頃気づくのは遅いと思っている方もいるでしょうね)この理由は各方面からまた情報を集めてみたいと思っています。
http://quote.yahoo.co.jp/m3?u
  第五十六話 禁煙
Date: 2006-07-27 (Thu)
皆さんタバコは吸いますか?日本も最近タバコが値上がりして、この機会に禁煙された方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は7月1日より施行されたゴールドコーストが位置するクィーンズランド州のタバコに関する法律についてです。

ここ数年前からオーストラリアでは受動喫煙が問題になっており、多くの州でレストランやオフィスなどの室内を禁煙としていていました。それでもバーやレストランも屋外にあるテーブル等では喫煙が認められていました。今回の新たな法律では飲食を伴う所では一切禁煙となりました。またスポーツ施設内、海岸、ビル等の入り口より4m以内の場所も禁煙となり喫煙者にとっては非常に厳しい法律となっています。もちろんこの規則に違反すると本人及びレストランなどの事業主にも最大$10,000(約85万円)までの罰金が課されます。

もちろん運用に関してはこれから色々と試行錯誤があるでしょうが、すでにレストランの近くで立ちタバコをしていた人が4m以内であったということで罰金を払わされたと新聞に出ていました。先日日本のお寿司屋さんのカウンターで私の隣の人がタバコを吸っており、その煙が私の方へ流れてきて、さすがに食事中の煙にはちょっといやな思いをしました。これから日本もだんだんと厳しくなり、喫煙する方には受難の時代となりそうですね。
  第五十五話 ゴールドコーストマラソン
Date: 2006-07-03 (Mon)
昨日7月2日(日)ゴールドコーストマラソンが行われました。この大会は今年で28回目を迎え、年々規模が大きくなり、日本人の方の参加も増えております。昨年は約13,000人参加し日本人の方は700名程参加しました。有森裕子さんなどもゲスト参加して楽しいイベントが行われました。

今年は最高の天気に恵まれ、朝6時半にまずハーフマラソンがスタートし、6時50分にフルマラソン(42.195Km)がスタート、気温は約10度で風もなく絶好のマラソン日和です。
毎年私の現地での知人も走りますが、70歳を超えてのフルマラソン完走には頭が下がります。もちろんその方は普段からトレーニングして当日に臨んでいるので完走できるのでしょう。

以前当社の若い社員がフルマラソンに参加ししたことがありますが、何とか完走したものの翌日、足の皮が剥け、筋肉痛で歩く事もできずに会社を2〜3日休んでいました。それほど42.195Kmを走る事は大変なことなんです。それでおまえは走った事があるのか?いえいえたとえ10Kmランでも無理だとわかってるので参加したことはありません。昔今よりやや若かりし頃、子供達と10Kmを走ろうと誘ったのですが(子供達は中学、高校とクロスカントリーをやっていた)却下され、それ以降7.5Kmウォークですら参加しようとも考えていません。

このゴールコーストマラソンはこの様に色々な種目があり、男女、年配者、家族、ハンディキャップのある方などみんなが参加できる楽しい大会であることは間違いありません。次回ゴールドコーストに7月頃いらっしゃる方、参加してみてはどうですか?
  第五十四話 乾杯
Date: 2006-06-16 (Fri)
こちらで乾杯の時いう英語の言葉はチアーズ(Cheers)、意味合いは健康を祝して乾杯!といった所です。オーストラリア人は(実際には色々な国から移民で来ているので一概にオーストラリア人とはくくれないが)ともかくよくお酒を飲むんです。ビール一人当たり消費量は世界4位(2003年のデーター)日本人の2倍以上で年間大瓶換算で175本も飲むんです。

こちらの有名なブランドはXXXX(これでフォーエックスと読む)、Frster’s(フォスターズ)、VB(ビクトリアンビターズ)などですが、これ以外にもたくさんのブランドがあります。日本と違うのは一番売れているサイズが350mlのちょっとずんぐりした瓶で(スタビーと呼ぶ)野外でのバーベキューなどでは必ず瓶から直接飲んでいます。

町のいたる所に酒屋があり、だいたいドライブスルーのようになっており、週末などは大量のお酒を買う人で込み合っています。1本づつ買うと$2ぐらいするのですが、1カートン(24本入り)だと約$30ぐらいで、1本当たり100円ちょっとで日本よりも安いのです。

オーズィー(オーストラリア人の総称)達と飲んでいるといつも飲みすぎてしまいますが、彼らは10本ぐらい飲んでも平気な顔をしています。どうも基本的にアジア人とアルコール分解能力に差があるようです。最近は必ず少し何か食べてから飲み始めるように心がけています。皆さんもオーストラリアにいらっしゃった時には町のパブでオーズィー達とチアーズと言って飲み比べしてみませんか。
  第五十三話 修学旅行
Date: 2006-06-05 (Mon)
先週仕事で7年ぶりに京都に行ってきました。京都駅の真上にあるホテルに宿泊しており、ちょっと仕事の合間に歩いて東本願寺に行きましたが、残念ながら改装中でした。次に33間堂に行きましたが、多くの修学旅行の生徒さん達が見学していました。平日の午前中なので人があまりいない所で情緒溢れた京都をと考えていましたが、学生達のあまりの騒がしさに少し興ざめしてしまいました。しかし思い起こせば、自分も高校生の頃修学旅行で京都に行った事を思い出し、さぞかし当時も私のような年配者は若い私達を迷惑に感じていた事だろうなと思いました。

33間堂の仏像を見ているとどうしても学生達の言動が耳に入ります。中には引率の先生の説明を熱心に聞いている生徒もいれば、後ろの方で友達とふざけている子もいました。またノートを片手に突然廊下の真ん中で立ち止まり何かメモしている女子学生もいました。

歴史の教科書だけでの勉強ではなく実際の古都を見学するのは大変大事なことと思う反面、中には全く興味がなさそうな学生にも無理に1日に何箇所もお寺など回るのはどうでしょうか。しかし団体行動も重要ですので仕方がないことかもしれません。

オーストラリアでは日本のような修学旅行はなく、そのかわりにどの学校もスクールキャンプといって、山などに行き、どちらかというとややサバイバルキャンプ的なことをします。家の子供達も毎年行っていましたが、時には寒すぎて眠れない夜もあったようです。オーストラリアはわずか建国200年ちょっとの国なので、日本の様な修学旅行ができないのでしょう。最近はこの日本の修学旅行がオーストラリアにも多いのです。日本の学生達が皆同じ制服で列を成して町を歩く姿は少し注目の的です。
  第五十二話 ゴルフ
Date: 2006-05-02 (Tue)
今回のテーマはゴルフ。先日久しぶりに日本でゴルフをして感じたこと、あまりにもオーストラリアと違うシステムなのでちょっとその違いについて書く事にしました。

最近日本でもセルフで歩いたり、乗用カートを使ったりしていますが、まだ多くのコースがキャディーシステムとなっているようです。こちらではゴルフ場にキャディーがいる所はほとんどないと言っていいでしょう。しかし逆にオーストラリアでキャディーがいてもかえって新たなサービスとして面白いかもしれないと思いました。

日本ではほとんどが9ホールプレー後に食事をとります。こちらではほとんどが18ホール続けてプレーし、昼食時は簡単にサンドイッチなどを食べてすぐ残り9ホールのスタートとなります。日本ですとかなり立派なランチを食べて、ビールまで飲んでしまい(もちろん自分で飲まなければいいのですが)お腹一杯、ほろ酔いかげんで10番スタートとなります。

プレー終了後はお風呂に入りそのあと運転手以外はまた一杯、東京に戻ったのは夜7時過ぎでした。もちろん家からゴルフ場まで1〜2時間かかる日本と30分以内のオーストラリアと比較すること自体が無理なのですが、1日がかりの日本のゴルフに久しぶりの事なのでちょっと疲れを感じました。もちろんこのような環境は大都市周辺ならではのことだと思いますが。もし東京湾周辺の埋め立て地域にゴルフ場を作ったら便利だろうなと、とてつもない事を考えた次第です。
  第五十一話 イースターホリデー
Date: 2006-04-12 (Wed)
しばらくコラムをお休みしておりましてすみませんでした。

オーストラリアでは今週の金曜日、4月14日からイースターホリデーで17日の月曜日までお休みです。この時期はどこのショッピングセンターでもウサギと卵の形をしたチョコレートを売っているのです。でもこのイースターは毎年何日と決まっているのではなく、春分の日後最初の満月の次の日曜日と決まっているそうで、よって今年は4月16日、来年は4月8日の日曜日だそうです。日本の祭日の決まり方とは大分違いますよね。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、イースターとはキリストの復活祭です。ではなぜイースターにウサギと卵かというと、昔豊穣の女神の絵にはよく月のウサギを伴って描かれたものがあり、このウサギが良い子に卵を授けるのだそうです。また卵は神話的な意味において、宇宙の根源とも言われています。宇宙は卵から生まれ、殻の上半分が天になり、下の部分が地になったという話もあります。

私の子供達は小学校の頃学校でこのような事を教わったそうですが、私はつい最近までこのような事を知らずに、ただ家に余っていた卵型のチョコレートをボリボリと食べているだけでした。しかし日本でも古来から続いている習慣などが多くあり、それを知らないで暮らしている事はたくさんあります。これからは自国の文化についても調べながら、オーストラリアの文化も勉強しようと考えています。
  第五十話 Q1
Date: 2006-03-01 (Wed)
ついに第五十話、自分でも振り返ってみるとよく書く事があったなと思っている所です。

今回の題は“Q1”これでは何の事かわからないですよね。質問1ではありません、実は“Q1”とは今度ゴールドコーストにできた世界で居住用で一番高いマンションの名前なんです。高さ約330M、80階建てでサーファーズの町中で一際目立っています。
http://www.q1.com.au/

先日このマンションの77階に展望フロアーがあり$15払って行って来ました。330Mをエレベーターはわずか10〜15秒ぐらいで一気に駆け上がり、ちょっと耳がつんとします。エレベーターを降りるとそこは下界を見下ろすバベルの塔の頂上にいるような気分。低い雲はやや目線の上に浮かんでいます。今まで高かったサーファーズのハイライズ(こちらではマンションのことをハイライズと呼びます)の屋上が皆丸見えです。

このマンションの一番上にある広いペントハウスは何と日本人の方が購入されたようで、その金額は何と1000万ドル近く(9億円弱)と言われています、場所も高いけど、値段も高い?あの有名なイアンソープも買ったそうです。ゴールドコーストへいらっしゃった時には是非展望台へ上ってみてください。
  第四十九話 宮里 藍さん
Date: 2006-02-14 (Tue)
ゴールドコーストにあるロイヤルパインズというリゾートで毎年オーストラリア,ヨーロッパ公認の女子プロトーナメントが2月初旬に開催されます。毎年日本からも数名の選手が参加いたします。去年から今や日本女子プロゴルフ界に旋風を巻き起こしている宮里藍さんが参加しており、去年はオーストラリアの女王、カーリー・ウエブと一騎打ちの結果おしくも2位となりました。

過去には村口、東尾、白戸選手などが参加していましたが、宮里藍さんが参加した去年はすごい数の報道陣、及び日本人応援者で今までにない盛り上がりようでした。初日から同組のカーリー・ウエブ選手は、主催者にプレー中報道陣がうるさいとクレームをつけたという噂があり、オーストラリアの女王も予選首位で走る宮里選手をかなり意識してたと思われます。日本から応援に来ていた日本人の方と話したら、日本のトーナメントでは宮里選手の組のギャラリーはこんな数どころではなく、宮里選手を人目見ようとしてもすごく大変でこんなに近くで見られるのは感激ですと言っていました。

今年も2月2日から4日間の競技が行われましたが、なんと優勝は韓国生まれでこちらに住む16歳のアマチュア、エーミー・ヤングがプレーオフの末アメリカのキャサリン・カートライトプロを破っての優勝、しかも約6mのバーディーパットを決めて勝ったのです。
宮里プロもそうですが若い選手がこれからもっと活躍すると、ゴルフ人気も益々高まるのではないでしょうか。

  第四十八話 2006日豪交流年
Date: 2006-01-27 (Fri)
日本とオーストラリアは経済、安全保障、文化と幅広く親密な交流を深めています。皆さんも新聞記事でご覧になったと思いますが、自衛隊のイラク駐留に対し、オーストラリア軍が日本の安全を守ってくれた事は大変ありがたい事だと思います。

2006年は“日豪友好協力基本条約”署名30周年、日本在外公館豪州設立110周年、豪日交流基金設立30周年という節目の年で、これを記念して、21世紀に入ってから日本の首相として始めてオーストラリアを公式訪問した小泉首相とハワード首相の首脳会談で、2006年を日豪交流年と位置づけ、日本及びオーストラリアの両国の色々な組織、団体により記念行事が開催される予定となりました。

また日豪交流年の観光大使として、韓国の人気女優、チェジウさんと共に日韓共同訪問年広報大使として活躍した、女優の木村佳乃さんが任命され、昨年10月に振袖姿でシドニーのホテルにて会見に出席されました。

実際の交流行事は1月からすでに各地で始まっております。主だったものとして、林英哲・タイコーズ和太鼓コンサート、日本語弁論大会、日本の美術・工芸展、各種親睦スポーツ競技などなど、今年12月まで色々なプログラムが目白押しです。皆様ももしこの時期にオーストラリアへ旅行する機会がありましたら、この様なイベントに参加するのも面白いのではないでしょうか。詳細に関して、各地の在外公館、日本人会、日本商会議所等に尋ねてみてください。
  第四十七話 正月
Date: 2006-01-09 (Mon)
皆様明けましておめでとうございます。
2006年も表参道不動産共々オーストラリア通信もよろしくお願い致します。

毎年年末、年始にかけてゴールドコーストにも多くの芸能人、スポーツ選手など有名な方が遊びにいらっしゃいます。有名なお笑いタレントの方はこちらのプライベートな時間でも、観光客の方が気づくと、気軽にジョークを飛ばしたりしてテレビと同じようにしてる方もいれば、やはり遊びに来ているので静か目立たないようにとしている方もあり色々です。

だいぶ前の話になりますが、私の友人が正月こちらに遊びにきており2人で夜食事にいきました。彼はさだまさしさんにそっくりなのです。(所ジョージさんにも似ているのですが)
レストランの前で数人の中年女性に急にサインしてくださいとせがまれました。本人は“僕違うんです”と言うのですがまったく聞く耳持ちません。私もつい面白くなって“すみません、プライベートで来ているもので”なんて意味ありげな事をいったら、益々どうしてもサインしてくれということになりました。友人は“僕は違うんですけど本名でいいですか?”と言ったら“何でもいいですからサインしてください”とメモ帳を差し出しました。友人はしょうがなく自分の名前を書いていました。
  第四十六話 クリスマス
Date: 2005-12-01 (Thu)
今年も残すところあと1ヶ月、時が過ぎるのは本当に早いと最近益々感じる次第です。
12月になるといつも街中の街灯にはサンタや星のマークなどが飾り付けられます。また私の近所では数軒の家が電飾と共に色々な飾りつけをします。面白いのは煙突にサンタクロースの人形が家の中に入り込む様に飾ってある家があるのです。ある住宅地の一角では数十軒の家がクリスマスの飾りつけを争う様に、イルミネーションストリート化する所もあり、夜にはその通りを見物しに多くの人達が訪れます。

町では人々はクリスマスプレゼントの買い物でショッピングセンターなどは大混雑です。どのショッピングセンターのホールにもサンタクロースの衣装を纏ったおじさんがクリスマスツリーの下で椅子に座っており、子供達がくると一緒に写真を撮ったりするサービスが行われています。

ショッピングセンターは冷房が良く効いているのでサンタのおじさんも涼しくていいですが、ゴールドコーストは今夏真っ盛り、この真夏の中でのクリスマスは10年以上こちらに住んでいてもまだピンとこないのです。

今年のコラム連載はここまでで、また来年より、ためになる話?、面白い話、不思議な話などなど現地情報を書きますので是非読んでください。コラムに関してご意見、ご感想などありましたら遠慮なく下記アドレスまでどうぞ。
hoshi@parkwoodgc.com.au
  第四十五話 為替
Date: 2005-11-15 (Tue)
今回はオーストラリアドル対日本円の為替のお話です。まずは現在の為替レートについて、
11月15日のオーストラリア市場では豪1ドル=86.37円となっています。
http://au.finance.yahoo.com/currency/convert?from=AUD&to=JPY&amt=1&t=5y

約5年前の2000年末には一時60円を切っていました。その差なんと約27円、45%も値上がりしています。つまり5年前にこちらに100万円送金すると約A$17,000となりこれを定期預金にしておいて(この5年間の金利は4.25%〜6.25%ぐらいなので仮に年利5%と仮定して http://www.rba.gov.au/Statistics/cashrate_target.html )5年後の元本が約$21,200(オーストラリアの源泉税が引かれるので手取りがおよそこのぐらいなる)、これを現在の86円で日本に戻すとなんと182万円にもなるわけです。もちろんこの利益に対しては日本でも税金の申告が必要ですが、いずれにせよかなりの利益が出るのです。

その反面利息がマイナスになることはありませんが、逆に今日本円をこちらに送り、5年後また60円を切るような事があれば元本割れは間違いありません。つまり為替の変動が大きいとハイリスクハイリターンな投資になると言えるでしょう。日本でも大手都市銀行では外貨預金としてかなり宣伝していますが基本的には同じ事です。

現在オーストラリアの経済は比較的堅調でオーストラリアドルも強含みとなっています。たまにはこれから旅行に行く国の為替レートの変遷を見るのも新たな勉強になり面白いのではないでしょうか。
  第四十四話 メルボルンカップ
Date: 2005-11-01 (Tue)
毎年11月第一週の火曜日はオーストラリア最大の競馬、メルボルンカップの日で、今年は11月1日となります。このレースは1861年から行われており30頭以上がなんと3200mという長距離を走るレースです。通常他の国での年に一度のビッグレースといえばイギリスのダービーなどがありますが、だいたい2000mから2400mぐらいの距離で行われ、一般的に最も強く、血統のいい馬が勝ちますが、メルボルンカップは前の短いレースで行われた結果をもとに出されるハンディキャップレースで、実際3200mの距離に合わせて馬を鍛えて行くのが非常にむずかしいらしく、ギャンブル性の高いレースのようです。

この日は昼間からいたるところでパーティーやファッションショーが開かれ、女性達はすごいデザインの帽子をかぶり、お洒落を楽しみます。もちろん職場では仕事にならず、仲間内で賭けたりもします。最初の頃はその盛り上がり様にちょっと驚きましたが、最近はすっかり毎年の行事で、私の会社の社員が仕事をさぼりテレビを見ていても平気になってきています。

オーストラリアでは昔からトライフェクターといって1着から3着までずばりあてる馬券があります。日本でも最近3連単、3連複ができたそうですが、もちろん当たる確立は低いですが高配当で本命が来ても100倍以上にはすぐなります。また場外馬券場がほとんどの大きなバーに併設されており、気軽に馬券を買う事ができるのです。若い人から年配の人まで皆買っており、この国の人はかなりギャンブル好きなのか、または政府が税収を上げるための手段なのかもしれませんが。
  第四十三話 文化、習慣 その三
Date: 2005-10-10 (Mon)
前回は日本が総選挙の話しで大変盛り上がっていたので選挙の話題でしたが今回はまた文化、習慣についてちょっと面白い話をします。

私はよくオーストラリアのビジネスマンが集まるセミナーや講演会などに行くのですが、セミナーや講演会のあとで飲みながら(席の後ろにスペースを作りそこで皆立って話す)参加者同士交流する場合が多いのです。もちろん知っている人も必ず何人かいるのですが、私がたまたま一人でたたずんでいると、必ず誰かが自己紹介をしながら声をかけてくることがよくあります。そしてその人は彼の知っている人をまた私に紹介してくれて、すぐ3〜4人の輪ができあがり話が始まるのです。

この自然な声かけは日本人にはなかなかむずかしく、オーストラリア人にはいつも感心させられるのです。私もこれに見習って出来る限り自分から声をかけるように試みるのですが、まだ日本人的なシャイな部分が残っているようです。

ところで不思議に感じることが一つ、それは日本人と立って話す時には必ず最低70cm以上は間をあけて話すと思うのですが、よくオーストラリア人はかなり顔を近づけて話す人がいるんです。女性と近づいて話すのなら悪い気はしないのですが、男性となると思わず後ずさりすることがしばしばあります。それでもまた近づいて来るので私もまたやや斜め後方に下がるのです。20分もしないうちに何と私達はほぼ一周して場所が動いていました。

皆さんは外国人の方と話す時にこんなことを感じた方はいらっしゃいませんか?
  第四十二話 選挙
Date: 2005-09-16 (Fri)
日本全国、衆議院議員総選挙の話題一色ですが、結果は小泉首相が率いる自民党の圧勝で終わりました。私もオーストラリアに住んでいても2000年5月より在外選挙というシステムがあり、比例代表選出議員選挙のみに限られていますが投票できるのです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/abroad.html

私は今回で4回目の在外投票となりました。日本では9月11日に投票でしたが、こちらでは今回始めて衆院選で実施された期日前投票のように、8月31日から9月5日までブリスベン総領事館にて投票できるのです。私は4日目の土曜日の朝に行きました。良く知っている領事の方に“今年の投票率はどうですか”と聞いたところ、“例年より投票する方が多いですね”とのこと、たとえ海外でもやはり今回の衆院選は注目されていたようです。

オーストラリアでももちろん選挙は行われますが、日本と大きく違うところは投票は国民の義務となっていますので、投票しない場合はペナルティーが課されます。政党に関しては日本と同じ様にいくつかの政党があり現在はジョン・ハワード首相が率いる自由党が国民党との連立で政権を握っていますが、いつも労働党との議席争いが注目されています。

日本の新聞を読むと、「劇場型選挙」はたまた「刺客を送り込んだ」とか自民党の今回の戦い方について色々な書き方をしていますが、私には今一つ小泉首相への批判的なニュアンスを感じていました。ところが東京都区部の投票所10か所で、前回(2003年11月)は自民党に投票せず、今回は同党を支持したという計20人にアンケート調査した結果が下の記事に載っていましたが、多くの国民の思いはこの様な意見が今回の選挙の結果へ導いたのではないでしょうか、党というよりは小泉首相自身に投票したようですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050911-00000525-yom-pol
  第四十一話 文化、習慣 その二
Date: 2005-08-31 (Wed)
前回はキスの挨拶について書きましたが、今回は会釈の話。実はこの習慣はすっかり染み付いてしまいオーストラリア人化してしまった私なのです。

こちらではよくエレベーターの中などで、私が一人で乗っている時に、途中で乗ってきた人と目が合った時に、“ハーイ”とかにこっと笑ったりする事があります。もちろん全員がするわけではありませんし、都会の方があまりそういうことが少ないようです。たまに男性が男性にウィンクすることもあります。もしかしたらこれって怪しいのかなとも思っていましたが、以前会社の同僚で私より年配のおじさんがいつも朝私にウィンクしており、だからといって特に危ない誘いはなく、こんなこともするのかとその時は思いました。でもそのおじさんはけっしてショーンコネリーの様なかっこいい人ではないのですが、そのウィンクをする時はすごくかっこいんですよね。

この習慣と接して17年も経つと、私もいつのまにかエレベーターの中で、たまに丁度目が合った瞬間ににこっと微笑む場合があるのです。これを日本のホテルのエレベーターの中で、たまたま女性が乗ってきていつものタイミングで目が合ったのです。私は自然とにこっと微笑んでしまいました。その瞬間彼女はややひきつった顔で固まってしまいました。“いけない、ここは日本だ、かえって驚かしてしまった。”と思いましたが後の祭り、習慣とは恐ろしいものです。あと10年もしたら私も平気でウィンクなんかしてるかもしれません。日本で変なウィンクおやじがいたら私かもしれませんので、その時は気にしないで下さいね。
  第四十話 文化、習慣
Date: 2005-08-15 (Mon)
ここのところずっと税金という少しお堅い話ばかりでしたので、今回はこちらの習慣について書きます。

こちらは友達や家族などとても親しい人と会うと、多くの人は男性は女性の頬に軽くキスするのが一般的です。もちろん男同士はキスではなく握手です。おそらくアジア以外は皆似たような習慣を持っていると思います。中東では男性同士でも頬にキスするようですが。

この習慣は日本人にはなかなか慣れない習慣です。私もオーストラリア人の友達夫婦と(正確に言うと奥様はイタリア生まれ)食事に行くことがありますが、相手のご主人は私の妻にキスします。最初の頃、私はなんとなく躊躇して相手の奥さんに握手していました。しかし最近は仲のいい人とは自然とキスをするタイミングを掴んできて自然にできるようになってきました。でもまだ相手がある程度年齢のいった人に限ってできることで、たとえ知った人でも女性の頬にキスするのは、自分としてはまだ潜在的に抵抗があるようです。妻もやはり多少抵抗はあるようですが、女性は受身なのですぐに相手のオーストラリア人にキスされるのでもう慣れているようです。

これがまったく抵抗がなく誰にでもできるようになったら、私の一部はすでにオーストラリア人に成りきった事になるでしょう。でもこの習慣が日本に行ってもすぐに出てきて友達の奥さんにいきなり抱きついてキスしたら、怪訝な顔をされそうですよね。
  第三十九話 税金 その三
Date: 2005-08-01 (Mon)
前回は洪水があったので税金の話しはお休みしましたが、今回はまたオーストラリアの税金の話です。

こちらも日本の様に消費税のようなもの(こちらではGoods and Services Taxと呼ぶ)があります。2000年7月1日より新たに導入されましたが、日本の様に最初3%で徐々に上げるなんて生易しいものではなくいきなり10%です。
もっともこの消費税導入に際して、政府はあくまで全ての税体系の見直しの一環であり、
個人所得税の税率低減、売上税の廃止など、パッケージで税の不公平感を是正することであると宣伝しました。

しかし一般消費者からみると、おかげで物価は高くなりたとえ所得税減税されても感覚的にはどうも政府の税収増加に協力したように感じるのは私だけではないと思います。もちろん最近のオーストラリアの物価高は消費税だけの理由ではなく、原油の高騰、低金利、不動産価格の上昇など色々な要因があります。

しかしこの消費税のいい所は、未加工生鮮食料品、学費等は課税の対象ではありません。つまり牛乳、パン、肉類や学費に関しては消費税がかからないので低所得者層に配慮してあるわけです。反面フルーツジュースや食品などどこの範囲まで未加工と定義するかあいまいな部分も生じています。

価格表示は消費税も記載義務がありますが、消費税込みの表示となっています。私は日本に慣れてないせいかいつもお金を出すと、“お客様あと70円消費税をお支払い下さい”などと言われてしまい、あわててお財布から細かいお金を出している事が多いです。

注:上記の税金の内容についてはオーストラリア税法が頻繁に変わりますので、ご本人様で必ずしかるべき窓口にて確認してください。
  第三十八話 洪水
Date: 2005-07-12 (Tue)
今回はコラムの更新が遅くなりまして申し訳ありません。先々週の金曜日ゴールドコーストは100年に1回あるかないかの大雨で町中いたる所で洪水の被害がありました。私のオフィスも例外ではなく雨漏りにより床のカーペットが水浸しで、床にあったコンピューターも一貫の終わりです。

多いところでは1日で500mm以上の雨が降り、川が氾濫して近くの住宅は床上浸水しました。またカランビンという所の小高い丘には家からの眺めがとてもいい住宅があり、そこでは土砂崩れがおきて今にもその近くの家は崩れそうになり大変な被害を被っています。

新聞やテレビのニュースではアパートの地下駐車場が水浸しになり、停めてある車すべてが屋根まで水に浸かっている映像がありました。少し内陸にあるロイヤルパインズホテルではメインの電源が故障し、すべて停電しエレーベターや冷蔵庫が動かず大変のようでした。新聞には1000年に1回の大雨と大きく見出しででていましたが、局部的には短時間ですごい雨量だったようです。残念なことにこの洪水で2人の方が無理に橋を渡ろうとして激流に流されお亡くなりになりました。

以前のコラムでも書きましたが自然の力は本当に恐ろしいものだと改めて感じました。日本でも例年になく早くから暑かったり、大雨が降ったりと、世界的にやや異常気象なのかと思います。
  第三十七話 税金 そのニ
Date: 2005-06-16 (Thu)
前回は個人の所得税について話しましたが、今回は日本とは大分違う税金についてのお話です。

日本では通常自宅から会社までの通勤やある限度内での接待交際費が経費として認められていますが、こちらオーストラリアでは税務上の経費として認められていません。その上この様な経費を会社から支払われた場合、ある方式に従って一部が本人への所得と同等にみなされ、会社がフリンジベネフィット税として課税金額を支払う義務が発生します。

上記の例以外に通常通勤のための駐車場代、低金利の社内融資、家賃補助や住宅貸与、食事手当て、航空会社の社員への割引航空券など、全てある基準をもとに算出され会社に対して課税されます。

よって社員募集広告などにも、“年間サラリー$70、000以上、車、駐車場貸与”などと年間給与とこのような付加給付の内容が明記されています。

本当に厳しい税金だと思いますが、一方ではオーストラリアは日本にあるような相続税はありません。当たり前な事ですが、やはり国によって大きな違いがあるのに驚く次第です。

注:上記の税金の内容についてはオーストラリア税法が頻繁に変わりますので、ご本人様で必ずしかるべき窓口にて確認してください。
  第三十六話 税金
Date: 2005-06-01 (Wed)
今回からは少し固いお話し、誰にでも関係あるオーストラリアの税金についてです。

まずは個人の所得税について、もちろん居住者と非居住者では税率も違いますが、今日は居住者の場合です。オーストラリアの会計年度は7月から6月。年度が終了するとほとんどの人が自分で税務申告をします。

こちらも段階税率になっており、年間$6,000までは無税、$6,001〜$21,600までは17%、$21,601〜$58,000が30%、$58,001〜$70,000が42%と所得が上がるに連れて税率があがり、2005年6月で終了する年度としての個人所得の最高税率は$70,001〜の47%となります。つまり$70,000以上稼ぐ人はそれ以上収入を得ると$70,000以上の部分に対してはほとんど半分近く税金を払う事になります。

単純に個人の所得税率だけ比較すると日本よりはるかに高いと思いますが、日本との給与格差(ドル換算)、物価、その他の税金など総合的に比較しないと一概に高い、安いは論じられませんが、やはりかなり高い所得税だと思います。

もちろんこれから健康保険料なども払いますし、子供がいたりする人は扶養控除や新生児ボーナスなどもあります。

次回はまた違う税金について簡単にお話したいと思います。

注:上記の税金の内容についてはオーストラリア税法が頻繁に変わりますので、ご本人様で必ずしかるべき窓口にて確認してください。
  第三十五話 休日
Date: 2005-05-10 (Tue)
皆様ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?今年は土日がうまく重なり長い連休で充実した休日をとれたのではないでしょうか。

日本でも最近祭日を週末につけて3連休にするようになりましたが、オーストラリアでは決まった週の金曜日や月曜日が祭日となり3連休(ロングウィークエンドと呼んでいます)になる事が多いです。もちろんこちらでも公園や遊園地などはいつもより混みますが、ゴールドコーストは人口わずか50万人のせいか、日本の様に道が渋滞したり、歩くのも大変というほど混む事はありません。

日本ではまだ有給休暇を取りにくいムードはありますが、こちらでは従業員は原則として必ず年に20日間(勤続年数にもよるが)取らなければいけません。ですから家族がいる人などは、子供の学校が休みの時などに2週間ぐらいまとめて取り家族旅行などに行きます。やはり日本の2泊3日の旅行と比較すると大変優雅ですよね。

また人によっては2週間休んで家の修理や改装などをする人もいます。オーストラリア人の休暇の過ごし方には本当に感心すると共に、日本も全ての企業が4週間とは言わずとも、せめて年に一度2週間ぐらいは連続して休みを取れるように義務づけると、ゆとりのあるライフスタイルになるのではないでしょうか。

もちろん経営者の立場や、従業員の少ない会社、個人小売店などには“とんでもない、やりたくてもできない”と言われてしまうでしょうが。
  第三十四話 スラング
Date: 2005-04-18 (Mon)
今回も前回と同じように、私が時々思い出し笑いをする話です。

私がこちらの大学院で勉強していた時の事、科目は“会計監査”というかなり堅苦しい授業で、先生は公認会計士の資格を持つ女性教授でした。クラスの生徒は約20人弱、半数以上の生徒は女性でオーストラリア人、中国人、インド人、韓国人などです。日本人はいつも私一人なのですが、珍しくもう一人、東大の大学院を卒業して、日本の大手企業の技術者でとても優秀な人がいました、でも英語の会話に関してはまだ慣れていない様でした。

その日は練習問題を授業でやっておりまして、四者択一問題で各生徒が答えていました。彼の番に来た時、彼は大きい声で“答えはDです”“DはディックのDです”と英語で答えたのです。そのとたんクラスの生徒が一斉にクスクス笑い出しました。

時々この様にアルファベットを言う時に間違えない様に“A for Apple”などのように単語を使ってアルファベットを言う事があります。こちらではディックというよくある人の名前を彼は考えて言ったようでした。

しかしディックはスラングで男性のシンボルを指す言葉なので、ほとんどの生徒はそちらの意味で笑ったのでした。先生はちょっと苦笑しながら“そう、正解です、答えはデンマークのDですね”とデンマークを特に強調して言い、また生徒がそのあと大爆笑でした。当の本人はそのスラングをどうも知らなかったようで、なぜ皆が笑うのか不思議な顔をしていました。それ以降Dを見る度に、思い出し笑いをしてしまう私です。
  第三十三話 日本食
Date: 2005-04-01 (Fri)
今回は食の話し、ここ数年オーストラリアでも日本食ブーム、特に回転寿司がはやっています。おそらく理由は健康志向、日本人はオーストラリア人と比較すると皆スマートなので、こちらの人はきっと寿司を食べていると太らないと思っているのでは?これまったく私個人の見解ですが。

もちろん値段も一皿いくらとはっきりしており、サンドイッチやマクドナルドと比較しても同じような金額で買えるのも売れている理由の一つでしょう。

回転寿司屋だけでなく、ショッピングセンターなどの一角にも手巻き寿司の持ち帰りのお店などもありやはりはやっています。

但し日本と大きく違う点は、寿司の中味ですが、オーストラリア人に人気があるのは照り焼きチキンを入れたチキンロールやアボガド、かにかまぼこが入ったカリフォルニアロールなどで、あまり刺身のロールは売れ筋ではありません。

以前に近くの手巻き寿司屋で握りの詰め合わせを売っていました。隣のオーストラリア人がお店の人に“ワン ナイゲリ セット プリーズ”と言っていましたが、お店の日本人の店員がわからず首をかしげていました。なるほど“にぎり=Nigiri”と書いてあったので、ナイゲリと発音したようです。”思わず店員と顔を見合わせて笑ってしまいました。

それ以来日本の寿司カウンターで握ってもらう度にその事が頭に浮かび一人で思い出し笑いしています。







- Sun Board -